2019.04.08

No.048 湯布院で地産地消イタリアン!スローフードレストランにgo!

え、いきなりトスカーナ?



イタリアに詳しい方なら、
こういう感じのお庭とか植栽を見たら、トスカーナとか中部イタリア?って思われるかもしれませんね。

いえいえ、ここは実は由布院。
日本一の温泉街。
さきほど宇佐から電車にて由布院にinして、
到着早々、
徒歩10分前後のこちらにいきなり突撃することに!

レストラン 南の風 yufuin
由布院の食材をふんだんに使ったレストラン。
なんとイタリアンのフルコースをご馳走になり、
宿泊もお世話してもらえることに!

地産地消。
湯布院の地産地消ってなにがあるんだろ!?
チーズ?きのこ?
気になります!
cucina della casa。

イタリア家庭料理、
南の風
線路沿いを少し歩くと…ログハウス風のお店が
みえてきました!!
ジャーーン!
この上階がB&Bになっています。
beinvenido a esta casaはスペイン語ですが、このmix具合がまた面白い。
気取らないお店であることをエントランスが物語っています。
rusticな店内。都会の中のシュッとした感じとはまた違って、どこか懐かしい処に帰ってきたような感じもします。
イタリアの山岳地帯とかにあるtrattoriaとか、
こんな感じだったなぁ〜って思い出したりして、
なんか落ち着きます。
ミシュランガイド熊本・大分版に掲載。
暖炉。

冬場には火が入るみたいですね。

こういうオブジェとか、変わったもの、民俗調のもの、地元の調度品が
いたるところにある!
今日はコースでいただきましたが、
飛び込みで入ってもこういう感じのものがいただけるよう!

さぁ、コーススタートです!

まずはantipastから。
カンパチとセロリのカルパッチョ
カプレーゼ(オイルはバジル風味)
mozzarellaはmade in yufuin。
柿酢あえ?のきのこ。
激ウマ。
(宇佐のあたりで取れているものだそう)
燻製チーズと筍と生ハム
イカスミのニョッキ。
このニョッキはシェフ・マーサのお手製(自家製!)。
もちもち感があるのにおなかにもたれず…最高!
いくらでも食べれそう!
パルミジャーノのリゾットとカリッカリになった椎茸のマリアージュ。

ここのシグニチャーディッシュです。
錦雲豚のソテーと同じくお肉を赤ワインで煮たものをソースのようにして。
ドルチェ・マダムお手製のシュークリーム(ハードなパリパリ食感)

途中で出てきた塩バターパン。
これも絶品!

普段はパンのお代わりはしないけど、
お代わりしてしまいました・・苦笑

ふんわり香るバターの香りが食欲を嫌でも
maxギアに持っていくのです!

うーん、
むしゃむしゃ。

笑顔でpiattoをもつシェフ・マーサ。
1999から数年間、イタリアに行って
修行を積んでこられました。
主にトスカーナとマルケにいらっしゃったようです。

とデザートも入れて全部で8品。(パンを入れると9)
それがこのfull-courseの全貌なのですが、驚きなのは、これだけたべてもお腹がいっぱい!はちきれそう!っていう”フルコースあるある!”がまったくなく、腹八分ぐらいの治り具合で、なんとも心地いい余韻に浸れる感じなのです。
それもそのはず、このコースはある意味、腹八分ぐらいで収まるようにポーション設計がされているから!
「美味しいものをたくさん(量ではなくて品数)を食べてもらいたい、そのほうがより幸せを感じてもらえるから」というシェフマーサの思いからこういうスモールポーションで多くの皿数を出しているのです。品数多く作る方が手間暇かかり、お皿を洗う等、いりいろなコストも手間もかかるのに、ゲストの幸せ感向上に常にフォーカスを置く。このマインドがまた素晴らしかったです。
ここまでのmini-potionだと一人で行くと本当に申し訳ない!って謝りそうになるぐらいですが、数人で行くとすごく豊かな時間を過ごせるのではないでしょうか!
シェフの熱い配慮に感動そして大感謝!

そして、南の風さんは民泊?B&Bもされているのですが、
キャンピングカーもあるよ、とのことで、
キャンピングカーに泊まらせていただくことに!
なんと人生初のキャンピングカー泊りです!

こんな感じ!
電気も水も全てあって、快適!
(これ深夜のショットですが、意外と明るいでしょ?普通に家みたいに使えます)
この日はぬるかわ温泉さんのご好意で
家族風呂(露店風呂)も貸切になり、
湯布院を堪能させていただきました!
女将さん、ありがとうございました!

ということで、湯布院は朝晩まだ冷えて、昼間との寒暖の差が激しかったですが、素晴らしいおもてなし(ヒーター出してくださったり、温泉に連れて行ってもらったり)で身も心もぽっかぽか。
マーサシェフ、ありがとうございました!〜
またくるけん〜♫


由布院について:
金鱗湖周辺をはじめとするパワースポット、そしてそれを取り囲む観光・お土産物ストリートと老舗旅館群。
そういった全ての観光地的ファシリティがすごく小さいエリアにコンパクトにまとまってあるあたりはさすが昔からの保養地、湯治の町、別荘地として名を馳せたところだけあり、町おこしや街づくり、観光産業・業界の人ならずとも、なんらかのインスピレーションを得られそうな場所。

ある意味、人生で一度は訪れたい場所と言えるかもしれません。