2019.03.29

No.036 ご神木の楠がすごい!五島氏庭園と心字が池

福江島は面白いところでして、こんなところにこんなものが?!みたいなことが多々ある島です。
すごいおしゃれなベーカリーがこんな路地に?!とか。
こんな面白い看板が?とかお店が!?とか。でもある意味一番はこれかも。

県立五島高校がお城の城の中にある!
そしてそのすぐ脇に保育園があったりと、
なんかもういい意味で無茶苦茶というか度肝を抜かれる感じ。

と、そんなお城ネタに関連して、五島家投手が隠居するために建てられたという邸宅とそのお庭がすばらしいとのことでバーター主さんとお邪魔してきました!

お庭に入るなり、この樹齢800年超の楠がお出迎えです。
その正面の池は心の字のかたちをしているとのことから、”心字が池”と呼ばれています。
楠。樹齢800年は伊達じゃない!

施主のご当主は風流な方で、しかも亀がお好きだったことからたくさんの亀モチーフのものが邸宅内外にはあふれています。
釘隠や庭園の石の配置等にも亀を模したものが多く見て取れます。

洋風な植物も混じったちょっとトロピカルな庭園。

この邸宅は本当に粋で、障子や壁紙が全て違って作られていて、2年前に再現・修復が終わったらしいのですが、そのリペア・リノベに5億円ほどかかったらしいです。
5.5.3のリズムになっている障子。
そしてこちらは7.5.3のリズムになっている。
鬼門には六芒星モチーフが。

他にも二階に上がらせていただいたり、そこには忍び返しがきちんとつけられていたりしたのですが、そのあたりはまた実際に訪れてみて、体感していただければと思います。
歴史を感じる本当に素晴らしい庭園で
入園料を払うとガイド?付きでじっくり回れますので、五島を訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?