No.015 篠笛と絶品カレーと絶景と
カフェK。
山口県は室積にあるカフェ。
海辺に面していて、オーシャンビューが本当に素晴らしい、
隠れ家的スポット。
そしてここのお野菜を煮込んだカレーが本当に絶品とのことだったので、
(カレー好きとしては)二つ返事でいただくことに!

夏場にはテラスにハンモックも出るらしいです。
そして、店内に入った頃にはもう篠笛の演奏は始まっていて、
急いで席につく私。
何を隠そう(って何も隠してないけど)このカレーと篠笛の演奏をバーター条件でセッションを希望してくださったのがこの篠笛奏者、松村寧さん。
実は劇団で演劇もされていて、笛もふいてと何役もこなすマルチプレイヤー。
もちろんご家庭もあるので、本当に一人何役!!
”このどMぶりは!!”
って思ってお誕生日をみると…
やっぱりヤギーズでした!

一曲一曲ごとに解説・説明をしてくださったり、
時にジブリのメドレー等popなものも!
そしてそして、演奏の最後に”こちらからのリクエストは?”と聞いてくださったので、
僭越ながらも”今の私にぴったりなものは?”
とリクすると、
”LEMON”’(米津玄師)を吹いてくださったりも!


たっぷりの野菜がとれるのは本当に嬉しい。
ちょいピリ辛でとっても美味しく、ご飯が進むお味です。


美味しくいただきました!

人気のお菓子らしく、
出すとすぐになくなるほどの逸品!
専属のパティシエさんがいて、非常にこだわりのあるスィーツが食べられます。
材料のこだわりを感じる、濃厚なでもペロリといけるお味でした!


寧さんは笛をやりはじめて今で十年ほどらしく、その出会いから今までの話も細かくお聞かせいただきました。ちょっとしたきっかけや出会いから人はこうも変化するのだな、という恒例というか、いくつになっても、今いくつでも、学び、前進し続けるマインドが大事だな、と改めて思わされた日でした


ちなみにここカフェKはサンセットも素晴らしいようで、
オーナーの昌代さんはご自身で撮られたお写真をお店の中に飾られています。
全然関係ないですが、昔キーボードを買ってもらったことがあったけど、ほとんど使わずにお蔵入りしたのをこのソロライブ、篠笛の演奏を聴いていて思い出しました。
篠笛ってじつはあまり詳しく知らなかったのですが、
こと細かく仕様とかその出会いとかパーソナルなお話を伺っていると、
昔私の中にもちょっとだけあった楽器やりたい願望が再燃しそうなかんじも覚えました。あ、なんか弾いてみたいな、なんて。(ギターとかやり始めたらリアルスナフキンになってしまう!!)
旅の最中なので今はもちろんできないですが…。
そういう手放したこと、諦めたことって特に黒歴史でもなんでもないですが、手付かずで放置・放棄してしまった何か、過ぎ去った何か、でもそれ自体はすごく楽しいことで、しかももしかしたら自分にぴったり合うことだったら、ただ、その時は自分にはいいタイミングじゃなかっただけかもしれない!とか思ったら、人生でそれ(逃したこと・スルーしたこと)を楽しまないなんてもったいないなぁ〜とか、ふとスイッチが入ったように考え始めました。
(篠笛の影響!?!)
never too lateともいうし、絃楽器でもピアノでもいいから、そういう音の”表現”、演奏にもちょっとトライしたいかも。音と戯れられたら、音の波にのれて楽しめたらそれはそれで豊かな時間になるかも?!
なんて気持ちが出てきて、ちょっぴり人生に欲張りになった気がした室積での一コマでした!
寧さん、まさよさん、ありがとうございました!
*もちろん、マスターも!